2009年9月 9日

いまから会う相手の名前と顔を思い出すには……?

ズバリ、ファーストコンタクトで相手を絵にしてしまうことです。

090909.jpg例えば名刺の余白に、相手の特徴をサッと描きます
そして、次回のアポイントの際は、その名刺に描かれた絵をパッと眺めると、あら不思議。最初に会った時の印象が蘇ってくるのですな。

絵を描くこととは、情報をギュッと右脳に圧縮保存するような行為といえます。
簡単な絵であっても、視覚的な解釈を行うことで、相手の情報を充分に残すことができるのです。

もし上手く描けたら、相手に見てもらってもいいですね。
お互いの心理的な距離が、一気に縮まることでしょう!

2009年9月 8日

対立する交渉を和ませるには……?

ズバリ、絵を用いることです!

お互いの意見がぶつかり合うことは、ビジネス・シーンにおいて珍しくありません。しかしそれがエスカレートすると、相手との対立になってしまう――これがよくないのです。
相手に負けたくないという心理バイアスが、建設的な話し合いを妨害し、自らの主張に固持してしまいます。
互いの発言(乏しい表現)だけでは共通イメージには結びつかずに、相手の表情や態度へ反発する話し合いとなります。よって、満足いく合意にはほど遠いといえるでしょう。

090908.jpgそこで、お互いが絵を描きながらイメージを合わせていく対話ができれば、その行為自体に発見や楽しさが加わり、たいへんポジティブな関係性を形成していきます。
そして、互いの視点は相手への観察に使われるのではなく、描かれた絵に注がれます。もうこうなると、無意味な諍いはなくなるでしょう。

このところ「ネゴシエーション研修」が連続しているのですが、受講者の感想として「絵を用いて話し合いを進めればよかった」という声を聴くことがあります。
そうです。
個人的な印象による対立を避けて、前向きな話し合いの場となる交渉を続けるためには、絵を描く効果を認識し合う必要があるといえますね。

2009年9月 7日

社員に一発で伝わる社長メッセージとは……?

090907.jpgズバリ、絵にすることです!

「社会に貢献する!」や「文化に寄与する!」といった表現は、耳障りがいいかももしれませんが、果たして社員一人ひとりにはどのように届いているのでしょうか?

ビジョンとは、『描く』モノなのです!
経営トップが描く絵ほど、社員にとって興味深いメッセージはないといえます。
そして想いが届くというよりも、響くのです。

さぁ全国の社長、まずは白い紙とマジックを用意して、ご自身の夢を絵で描いてみましょう!

2009年9月 2日

皆さん方は、どれだけ描けるものなの?

当方の研修で、実際に受講者の方が描かれた絵です。

090902.jpg理想のリーダー像をキーワードで羅列してもらうと、「包容力」とか「責任感」等ほとんど同じ要素が並びます。そう、皆さんはそれなりに最もらしい単語を見繕ってくるのです。
しかし、上図のようにイメージ化するとなると、全く異なるアウトプットに仕上がっているのが、面白い現象といえます。

描く前は「ダメですよ」と抵抗しながらも、いざ描いてみると案外やってくれます。
大人になって絵を描く機会がなくなり、なんだか慣れていないし照れくさいのですかね。でも、絵を描いた後は「いやぁ、面白かった!」と喜んでいただけます。

そして間違いなく、その視覚的なイメージが多くの方の記憶に残ります。
研修を終えても、描いた絵の話題で盛り上がったりするのです。

……ということは、
経営トップが自らの理念やビジョンを絵に描いてくれたりすると、組織内への浸透度は格段に違ってくると思えるのですがね。
いかがでしょうか?

2009年9月 1日

ここまで描けば、もう初級じゃないね!

初級レベルの次なる目標は、【動作】、【人物】、【立体】です。

まずは【動作】
マンガ的表現では、1コマの絵にわずかな時間の流れを描くことができます。
そして身体の動きは、心理的な意味合いまで感じさせてくれます。
もうこれは、使わない手はありません。
この記事のイラストでは、手の動きを描いていますが、こうした繰り返しの動作にも役立ちますね。

090901_1.jpg
次に【人物】
人物とは、他人の描き分けです。登場人物が多いほど、展開のバリエーションが拡がります。
さらに仲間の特徴を絵にできれば、誰と打ち合わせしたかなども、直感的に記録することができるのです。
人物描写の差別化は、メガネの有無顔の輪郭。眉毛や眼などの顔パーツの特徴。そしてそれらの配置で決まります。

090901_2.jpgそして【立体】
これはコマに割った連続的な動きや、視覚的な強調。相手と自分との距離感など、絵に奥行きを生み出します。
プレゼンテーションなどの他者の眼を引きつける成果物には、大いに役立つといえます。
そう、ここまで描けると、怖いモノなしでしょう。

090901_3.jpg
いかがでしたか? 『描くチカラ』
このスキルは、きっとビジネスに役立つと信じています。
『描くチカラ』を実践できる人が増えると、いろんな活用の仕方が生まれてくるでしょう。

さてこの秋、『描くチカラ』について勉強会を開催することにしました。
毎月1回、少人数(10名程度)で楽しく始めようと思っています。
詳細については、有限会社ビズマインドのサイトか、本ブログでお知らせします。
興味あれば、ご一報を!

2009年8月31日

描くことは、いろんなことにチャレンジできるぜ!

【顔】と【手】、【言葉】を描いて、自分の思いを具象化していくと、そこにある何かに気づきませんか?
上手いとか下手なんて関係なく、絵を描く前と描いた後では、いろんな発見が起こっているのです。
白い紙にわずかな線が這うだけで、何かの存在を感じさせてくれるのですから、絵で表現することは人間が持つ素晴らしい刺激だと思います。

たとえば、文章を読んで、その論理を絵としてまとめてみる。――するとその直列的な言語情報が、並列的なイメージ情報へと変貌してくれます。
090831.jpgロジカルシンキングなんて、絵にしちゃえば、理解しやすいですよ。自らの論理で組み立てる思考のプロセスが、視覚化されて楽しめます。そして何度も見直せます。繰り返しが面倒にならないのが、絵という表現が持つチカラなのですね。

さて、10回に渡って『描くチカラ』の初級編を解説しました。
明日は、基本的な【顔】と【手】、【言葉】の表現が、さらにどう『描くチカラ』のバリエーションを拡げてくれるのかを、お届けいたします!

2009年8月30日

【言葉】を描けば、絵が生きてくる ②

吹き出しの中に入れる"文字"は簡単です。
その場で発するセリフを書き込めばよいのです。

しかし文字表現には限界があるので、バリエーションを盛り込んでいく方法があります。例えば、わかりやすく心理を表すモノとして、"符号"を用いることが効果的です。
090830.jpg
また、"文字"の配置を、吹き出し内に収まらせるだけでなく、顔のそばに小さく記すだけで、内面的な情報まで伝えられるようになります。

……ということで、【言葉】を描くとは、セリフそのものだけでなく、言葉以外の情報を伝えることにも役立てます。いわゆるノンバーバル(非言語コミュニケーション)までも可能とした表現術なのです。

では明日、この『描くチカラ』講座の基本である【顔】と【手】、【言葉】を用いた例をお届けいたします。

2009年8月29日

【言葉】を描けば、絵が生きてくる ①

【言葉】って、吹き出しを描くことから始めます。
その吹き出しにはいろんな形状があり、それらを発言者の意図と絡めて結びつければ効果的です。
正解がある訳ではありませんが、言わんとしていることを吹き出しのカタチに当てはめて伝える要領です。

090829.jpg細かくいえば、顔のどちらに吹き出しを配置するかで、声の方向性が表せます。
たとえば、画面の右側遠くにいる人物へ大声をかける場合は、線状の放射を顔の右上に描いて、相手の立ち位置を感じさます。
このように、意外と奥の深い表現を吹き出しは担ってくれるのです。

さて、吹き出しの次は、その中に【言葉】そのものを置かなければなりません。
明日は、【言葉】を完成させる"文字"のバリエーションをお伝えします!

2009年8月28日

【手】を描けば、絵が動いてくる!

複雑な動きをする指。
それが5本も備わる【手】は描くのに一苦労します。
普段からよく見る対象だけに、直感的なデッサンの狂いが誰からもわかってしまうのです。

だから、難しい指は極力描きません。
指が見えにくい【手】の甲側を描くのです。
090828.jpg
甲がしっかり描けると、そこに親指を立たせたり、人差し指を取り付けたりして、【手】に表情を与えていきます。
そのシルエットがそれらしくまとまってきたら、手の平側に挑戦できますけど、そうした野心は捨てましょう。
描きやすい甲だけで、問題なく「描くチカラ」が発揮されていますから……。

では明日、第3の要素【言葉】をお届けします!

2009年8月27日

【顔】を描けると、絵が楽しくなる!

丸と線で描ける【顔】は、誰の目にも止まる重要なパーツです。
だから難しく感じる反面、描いちゃうと俄然楽しくさせてくれる対象といえるでしょう。

とにかく丸を描くのですが、ただ単に丸を描いているとは思わずに、顔の輪郭を表していると心に言い聞かせてペンを進めてください。タマゴ型になれば上々です。四角い輪郭でも問題ないです。
左右対称の丸が描けなくても大丈夫。後から描く目や口がカバーしてくれますから……。
090827.jpg目と眉毛を描いた丸の中に配置してください。
左右の大きさに違いが出ないよう気をつけるだけです。
多少、素っ頓狂な場所に描いても大丈夫。その方が個性的です。

目の下には、【顔】の表情を決めるパーツ……。そう、口を描き入れます。
口は口角がポイント。口角の位置で、表情がものの見事に変わりますよ。
一度、やってみてください!

意思を表す【顔】の次には、行為を示す【手】となります。
では明日、その【手】を描いてみましょう!