2009年9月11日

描くプロセスを、これほどまでに魅せるとは!

駅前の人だかりの中心に、忙しく動き回る外国人のおじさんがいました。
近づいてみると、彼は筆を使わずに、アクリル塗料のカラースプレーを用いて絵を描いています。それを道行く人たちが、取り囲んで観ていたのです。

090911.jpg空き缶の上からスプレーを吹きかけて、月や星、太陽の輪郭に…。
ピラミッドの直線は、鉄のハケをあててスプレーを噴出…。
タワーから発するライトは、丸めた紙で白い塗料を吹き付け…。
何だかよくわかりませんでしたが、バーナーの炎が紙面で踊る…。
まるでケーキづくりのパティシエのよう…。

とにかく無駄のない動きで、一気に絵が仕上がったのです。
できあがりの作品を観衆に見せると、拍手がわき起こりました。
そこで外国人のおじさんは「2000円です。いかがですか?」と声をかけました。
人がその場を離れていきます。

その後に絵が売れたかどうか知りませんが、あの絵は仕上がるまでに値打ちがあり、そのプロセスが終了すると価値が下がるという、なんとも奇妙な作品だったのです。

まぁ、百聞は一見にしかず。YouTubeの動画をご覧あれ!

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