2008年2月22日

新宿からお台場までの大移動が与えてくれたもの。

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自らの脚で立って眺めることの許されない景観の中を、苦しみを伴う反復運動を繰り返しながら、わずかに進んでいます。それも3万人近い群衆の中で……。

小春日和の下、沿道から降り注ぐ視線と声援が、身体の鈍さを軽減してくれます。お腹が空けばたやすく食料にありつけ、体力は回復します。隣ではいわゆる有名人が走っていて、刺激的でもあるのです。
こんな環境の中で走る経験は、もしかしたら二度とないかも……という一種の強迫観念が、いまの喜びを増幅させてくれます。
それが『東京マラソン』なのでした。

大小様々なレースに出場し、今回で14回目。その中で、最も心に残るイベントだったといえます。特に、スタート前の最悪な体調からの脱出は忘れられません。

午前5時40分に起床した途端、激しい頭痛に見舞われ、ソファで倒れました。すぐにナロンエースを飲みましたが、全く効き目は感じられません。そのまま午前7時まで倒れたままです。新宿都庁前のスタート時間まで、もはや2時間と少ししかありません。

あてもなく電源を入れていたテレビでは所ジョージの番組が始まり、東京マラソンの報道を流していました。レポーターが汗をかきながら、コースを試走しています。この人の走る姿を観ていて、今の自分の状態でも走れるのではないかという根拠のない気持ちが芽生えました。

すぐにおにぎりを食べ、さらにナロンエースを飲み、ようやく和らぐ頭の痛みを信じて、ランニングウェアに着替えます。そして午前7時45分、いざ出陣!と相成ったのでした。

新宿駅には、午前8時15分に到着。小走りで都庁へ移動。
出発直前の運搬用トラックに手荷物を預けて、なんとかスタート地点に並びました。
その写真が↑です。
8分のスタートロスを経て、当方の脚は動き始めました。いよいよレースが始まったのです。

……こうして、"東京マラソンを走ったことのある人"になれました。

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コメント

テレビで東京マラソンのニュースを観ていて『平田さんも走ったのかなぁ…?』とか思っていたのですが、あの中にいらっしゃったのですね。
ていうか、走ったことのある人…ということは完走はできたのでしょうか?頭痛は本当に辛いです。超頭痛持ちなのでわかります。薬も効かない時は訊かないですよね。
(服用間隔が短すぎですが大丈夫だったのでしょうか…?)
奇しくも今日、マラソンしてる友人と、走るときの話をしたところでした。
やっぱり筋肉質の、少年のような体型なんですよね…本人に言ったら怒られそうですが(女性ですからね…でも本当にそうなんです)
しっかし…空気が悪そうなコースだと思うのは、私が田舎者だからでしょうか?!

kato~さんへ

はい。なんとかネットタイム4時間30分台で完走できました。
"無駄な脂肪がない"="筋肉質"なので、女性には前者を用いる方がよいでしょうね。
車が走っていなかったので、それほど空気が悪いという印象はありませんでした。

東京の空気は、ランナーにとってどうだったのでしょうか。
田舎者としては、体に良くないイメージが・・・(全くのイメージですが)

私は、9月に最も心に残るイベント控えております。
それまでは、しっかりと走り続ける予定です。。

たかしさんへ

さすがに通行止めしているので、瞬間的に空気は澄んでいました。
しかし、自然の中を走るレベルじゃ、ござんせん。

そうか、9月かぁ~。
がんばって痩身してくださいね。一生残る姿ですから……。

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