2008年2月22日

新宿からお台場までの大移動が与えてくれたもの。

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自らの脚で立って眺めることの許されない景観の中を、苦しみを伴う反復運動を繰り返しながら、わずかに進んでいます。それも3万人近い群衆の中で……。

小春日和の下、沿道から降り注ぐ視線と声援が、身体の鈍さを軽減してくれます。お腹が空けばたやすく食料にありつけ、体力は回復します。隣ではいわゆる有名人が走っていて、刺激的でもあるのです。
こんな環境の中で走る経験は、もしかしたら二度とないかも……という一種の強迫観念が、いまの喜びを増幅させてくれます。
それが『東京マラソン』なのでした。

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2008年2月 5日

新宿シティは走る存在を肯定してくれているのだが。

080205.jpg揺れる頭の数々が、大ナマズに吸引されていく魚の大群のように、何の疑いもなく新宿御苑トンネルへと誘われています。

第6回新宿シティハーフマラソンは車両の通行を阻止し、市民ランナーにその名物トンネルを走らせてくれる唯一の大会です。
靴底から伝わるその道の肌合いは、走る方向へ筋状の盛り上がりを感じさせます。結構、走りにくいものですが、それは自脚のキャパシティが不足しているせいなのでしょう。
まもなく自然光が先を急ぐ集団に降り注ぎ、全長840メートルの体験が終わりを迎えました。
(写真は、同じコースを走った別のレース)

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