2009年7月24日

研修のケース課題を具体化しすぎると、こうなるね!

チーム活動を考える演習の一つに、「足立君の事例」というポピュラーなものがあります。
これは、"足立君という技術者が、上司の同意を得られていないまま休暇を取ってしまい、そのカバーを上司が他のメンバー4人に依頼したところ、「なんで足立のために」といって残業しなかった"、というありそうななさそうな設定です。
そして演習では、この状況における問題はどこにあり、今後どう改善するべきなのかを話し合うのです。
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たまに当方は勝手ながら、ホワイトボードへ登場人物のマンガを描くのですが、その絵がディスカッションにわずかではない影響を及ぼします。

「あの足立だったら、また同じことを繰り返すよ。だからここはビシッと締めておかないと!」

「あの4人に残業しろというのも、上司には酷な話だよな」

「足立はあの4人と一緒に仕事をしているのだから、そりゃモチベーションは上がらないね」


……など、受講者は見たままの感じで話し合いを始めるのです。

そうなれば、講師としては方向修正するのですが、それほど視覚で得る情報は人の心理的なバイアスへ大きく影響するんですな。

ところでこの足立君には、同姓のモデルがいます。
……おい足立、元気にしとるか?